令和6年度 飯能市提案公募型子ども支援事業
子どもたちの安心・自信・自由を守るためのCAP講座
ところでCAPとは何かご存じですか?
アメリカで開発されたプログラムChild Assault Preventionの略で、その内容を簡単に言うと「子どもたちが受けるいじめ、誘拐、性的被害といった暴力から、自分の身体と心を守るための人権教育プログラム」のことを言います。親と子が別室に分かれて同じ内容のプログラムを受けます。
プログラムは寸劇やワークショップなど多くを取り入れ、小さな子どもでも分かりやすく、体を使って覚える ことで直ぐに使えるものです。親子が同じものを受けるので、家に帰って話し合ったり、日常の子育てに役立てたり、一緒に訓練できていざという時に使えるものとなっています。
令和6年度(2024年)飯能市提案公募型子ども支援事業に応募し、その助成金を元に実施しました。今回は初めて「双柳地区行政センター」で行いました。
こどもプログラムは例年通り、小学校「低学年」「高学年」に分けて行いました。来年度小学校に入学する年長児の親子の参加もありました。
大人プログラムには保護者の他に地域の方の参加もありました。
CAPくれよんさんに講師をお願いするのは5回目となりました。今回も参加者の学年や立場に合わせて実施して頂きました。
【実行委員より】
今回も飯能市教育委員会の後援をいただき、「こどもの安心・自信・自由を守る為のCAP講座」を新しい地区で開催することができました。今年度からチラシの配布方法の変更がありましたが、市内の小学校・幼稚園・保育所のご協力を得て市内全域に配布することができました。
参加いただいたこどもたちからは「楽しかった」「権利について学べた」とのお声をいただき、大人プログラムに参加された保護者の方々も興味深くお話を聞かれている姿が見られました。
大人プログラムに参加した一保護者の感想としては、今までの自分の言動を振り返り、こどもたちの安心・自信・自由について考えるよい機会になりました。自分も他人も大切にできるようになるためには、こどものまわりの大人たちの声かけや関わりも重要になってくるということが改めて分かりました。
今後も継続してCAP講座を開催、受講していきたいと思います。
令和5年度(2023年)飯能市提案公募型子ども支援事業に応募し、その助成金を元に実施しました。今回は初めて「美杉台地区行政センター」で行いました。
小学校低学年・高学年に分かれて行いました。低学年プログラムには、来年度小学校に入学する年長児の親子の参加もありました。
講師は4回目となるCAPくれよんさんにお願いしました。各プログラム、参加者の学年や立場に合わせて実施して頂きました。
【実行委員より】
令和元年度から続けてきた『子どもたちの安心・自信・自由を守る為のCAP講座』を、また新たな地区で開催することができました。
今回も、飯能市教育委員会の後援を得て、市内全域の小学校にチラシを配布することができました。また、子育て支援課の協力もあり、幼稚園・保育所にも配布することで年長児の参加に繋がりました。小学校入学前に親子で受講することで、新たな気づきがあったのではないでしょうか。
実施後のアンケートでは「よかった」「たいへんよかった」と毎年多くの参加者が回答しています。今後も飯能市内で開催できるよう活動を続けて行きたいと思います。
令和4年度(2022年)飯能市提案公募型子ども支援事業に応募し、その助成金をもとに令和4年12月17日(土)飯能市市民活動センターにて「子どもたちの安心・自信・自由を守るためのCAP講座」を実施しました。小学校低学年・高学年それぞれの講座を行い、低学年プログラムには来年度から小学校に入学する子どもたちも参加してくれました。
また、大人向けプログラムには地域の方々も参加していただきました。保護者の方だけでなく地域の方に参加してもらうことで、子どもたちがより安心・安全に過ごせる地域になると思います。講師は3回目となる「CAPくれよん」に依頼し、参加者の学年や立場に合わせて実施して頂きました。
【実行委員より】
今回も参加者の皆さんに感染対策のご協力をいただきながら実施することができました。昨年同様、飯能市教育委員会の後援を得て、市内全域の小学校にチラシを配布しました。加えて子育て支援課の協力もあり、年長児に向けても配布することができました。実施後のアンケートでは「よかった」「たいへんよかった」と100%の参加者が答えています。講座の内容に興味を持って申し込みをしてくれる方も多く、実行委員一同毎年続けて行うことの大切さを実感しています。
令和3年度(2021)飯能市提案公募型子ども支援事業に応募し、その助成金をもとに令和4年2月26日(土)飯能市市民活動センターにて「子どもたちの安心・自信・自由を守るためのCAP講座」を実施しました。コロナの影響で支援事業の募集が6月だった為、開催時期は2月でした。新年度から小学校に入学する学年(年長児親子)の参加もありました。
今回も小学校低学年、高学年を対象にし、親子だけでなく地域の関心のある大人も加わってもらい実施しました。講師は前回同様「CAPくれよん」に依頼し、参加者の学年に合わせて実施して頂きました。
CAP講座を受講した事のある方同士、お話するみすゞカフェを開催しました。
★みすゞカフェページはこちら
【実行委員より】
今年度もコロナの影響により実施できるか不安でしたが、感染対策を行なったり、参加者の方にも健康確認・消毒等ご協力いただき実施することができました。今回、飯能市教育委員会の後援を得て、市内全域の小学校・公立保育所にチラシを配布しました。
また、実施後のアンケートでは「よかった」「たいへんよかった」と100%の参加者が答えています。それだけ求められている講座だと実感しています。今後もCAP講座を開催していきたいと思っています。
・令和2年度飯能市市民活動支援事業に応募し、プレゼンを実施しましたが、残念ながら今回は選考されませんでした。
・令和2年度飯能市提案子ども支援事業に応募しましたが、コロナの感染防止の観点から今年度の実施は見送られました。
令和元年度(2019) 飯能市提案公募型子ども支援事業に応募し、その助成金をもとに8月24日(土)加治東地区行政センターにて、「子どもたちの安心、自信、自由を守るためのCAP講座」を実施しました。
今回は小学校低学年、高学年に対象を絞り、そこに地域の関心のある大人も加わってもらい実施しました。
埼玉県内でこのCAPプログラムを実施している団体「CAPくれよん」に講師を依頼し、親子で参加できるように夏休みに講座を開きました。
【実行委員より】
・今回地域の大人を巻き込んで実施して良かったと思います。なぜならCAPのことを、地域のより多くの大人のみなさんに知ってもらうことが、これから地域で子どもたちが安全に暮らしていく上で、大きな支えになると思うからです。
・実施してみての感想には「よかった」「たいへんよかった」と100%の参加者が答えていました。今回は加治地区と第一小学校地区に焦点をあてて参加者を募りましたが、次年度からは他の地域にも活動を広げていきたいと思っています。